すし銚子丸のホームページで謝罪
この度、弊社の店舗である「すし銚子丸 三鷹店」において、アニサキス(魚に寄生する虫)を 原因とする食中毒事故が発生いたしました。同店舗は多摩府中保健所武蔵野三鷹地域センターより 営業停止処分を受けましたので下記のとおりお知らせいたします。(同社IR情報より)
処分の内容について
「すし銚子丸 三鷹店」において平成28年9月8日に喫食されたお客様のうち、1名(平成28年 9月14日現在確認数)の方にアニサキスを原因とする食中毒症状がありました。 同店舗は平成28年9月13日付で多摩府中保健所武蔵野三鷹地域センターより平成28年9月14日 から1日間の営業停止処分を受けました。 発症されたお客様におかれましては、多大な苦痛とご迷惑をお掛けし、また、同店舗をご利用い ただいている他のお客様や関係者の皆様にも多大なご迷惑をお掛けし、重ねてお詫び申し上げます。
再発防止策について
弊社は、食中毒防止等、衛生管理体制の徹底に努めてまいりました。 この度の事故を厳粛に受け止め、再発防止、安全強化を図り一層の衛生管理体制の確立及び弊社
店舗に対する指導強化に尽力いたす所存であります。
業績に与える影響について
同店舗における営業停止処分1日間(平成 28 年9月 14 日(水))による業績に与える影響は軽 微と考えておりますが、改めて開示が必要な場合には、別途速やかにお知らせいたします。
すし銚子丸は過去にも寄生虫による食中毒が発生
2011年1月17日 ノロウィルス(すし銚子丸北浦和店)
2011年11月~12月 A型肝炎(すし銚子丸東寺山店)
2014年5月25日 アニサキス(すし銚子丸船橋店)
2015年7月2日 アニサキス(すし銚子丸千葉駅前店)
2015年10月4日 クドア・セプテンプンクタータ(すし銚子丸南小岩店)
2016年1月22日 アニサキス(すし銚子丸宮前平店)
食中毒による食中毒の予防
サケ、タラ、サバなどの海産魚や、イカなどを寿司や刺身などで生食すると、アニサキスに感染することがあります。アニサキスに感染すると、激しい腹痛や悪寒、おう吐などをおこします。国立感染症研究所の推計では、わが国で年間7,147件(2005年から2011年の年平均)のアニサキスによる食中毒が発生しているとされています。また、ヒラメによるクドア・セプテンプンクタータの発生も増えています。
食品を充分加熱することで寄生虫を殺すことができます。多くの寄生虫は、-20℃以下で48時間以上冷凍することで死滅するといわれていますが、寄生虫の種類によっては長期間生存するものもあるので注意が必要です。サケ・タラ・サバ・イカや淡水魚のような寄生虫の多い魚介類を生で食べる場合は、充分に注意しましょう。生の肉や魚介類に使った包丁やまな板はすぐに洗い、調理済みの食品がふれないようにしましょう。海外では、途上国を中心に寄生虫症が大きな問題となっている地域がたくさんあります。衛生状態のよくない地域に行くときは、生水や生ものに注意しましょう。
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