食中毒|千葉・東京の有料老人ホームでO157集団食中毒

千葉・東京の有料老人ホームでO157集団食中毒

損保ジャパン日本興亜ホールディングスの関連会社であるSOMPOケアメッセージ株式会社が運営する有料老人ホーム「ウエルピア市川」で病原性大腸菌o157による集団食中毒で発生し既に3名の方がお亡くなりになっていましたが、9月6日の夜に84 歳女性が、入院先の医療機関においてお亡 くなりました。これにより今回の病原性大腸菌O157食中毒による死者は4人となりました。(東京の施設も含む)9月7日の時点で、このほかに入居者とその家族の合わせて38人が入院していて、このうち80代の女性3人は症状が重いということです。この老人ホームの給食会社が同じように給食を提供していた東京・羽村市の有料老人ホームでも、O157による集団食中毒が発生し、80代の女性が死亡しています。千葉県は、この給食会社から聞き取りを行うなどして、原因や感染経路を調べています。給食は、岡山県にある株式会社シーケーフーヅで作られた食事が原因です。

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食中毒の概要

千葉県によりますと平成28年8月27日(土曜日)午後2時頃、市川市内にある介護付有料老人ホーム「ウエルピア市川」の職員から、「下痢、血便等の症状を呈している。」旨の連絡が市川保健所にあり、調査を開始した。調査の結果、給食施設が8月22日(月曜日)に提供した食事を喫食した両棟の入居者等133名中30名が下痢、血便等の症状があった。

8月27日に下痢、血便、腹痛を発症し、市川市内の医療機関に入院された97歳(女性)の方が、腎機能徐々に悪化し8月30日 午後8時頃、出血性腸炎により死亡しました。

9月2日に下痢、血便を発症し、市川市内の医療機関に入院していた848歳(女性)が9月6日午後9時頃、腸管出血性大腸菌感染症により死亡しました。

8月22日(月曜日)の夕食に提供された「きゅうりのゆかり和え」から腸管出血性大腸菌O157が検出され、その後の遺伝子検査の結果、12名の患者便から検出されたO157と遺伝子レベルで同一性が認められたため、食中毒の原因食品と断定した。また、患者を診察した医師から食中毒患者等届出票が提出されたことから、本日、市川保健所長は、当該両給食施設を原因施設とする食中毒と断定し、営業停止処分を行った。

発生時期

平成28年8月27日(土曜日)午後2時頃 施設の職員からの通報

症状

病原性大腸菌o157に感染すると下痢や腹痛などの症状が現われます。特異的な症状としては、血便があることがあります。血便は、病原性大腸菌o157が産生するベロ毒素によるものです。ベロ毒素は、非常に毒性が強く腸内細胞の中に入ると細胞はタンパク質合成ができなくなり数日で死滅をし出血の症状が現われます。さらにベロ毒素は、血管の中に入り全身にめぐることで血球や腎臓の尿細管細胞を破壊し、溶血性尿毒症症候群(急性腎不全・溶血性貧血)急性脳症なども起こることがあります。この様な症状を放置すると急性脳症などにより死因となることもあります。詳しく原因を知りたい方は、「食中毒の症状と種類」を参照してください。

治療

下痢の症状を緩和するために整腸剤など服用し、激しい下痢の症状がある場合には、脱水症状にならないように輸液(点滴)を行います。また、血液を含む激しい下痢の原因である病原性大腸菌o157を殺す為に抗菌剤(抗生物質)を投与します。もし、病原性大腸菌o157が産生するベロ毒素による急性腎不全、溶血性貧血などの症状が現われたらこれらの治療も行います。腸管出血性大腸菌に感染しても軽度な症状の場合は、自宅で安静することで回復します。詳しくは、「食中毒を病院に行かずに治したい」で確認してください。

原因と考察

千葉県と東京都で同時に発生した病原性大腸菌o157による食中毒は、同じ給食会社が提供した食事「キュウリの和え物」が原因で起きました。どちらの給食施設も岡山県岡山市に本社がある飲食業「シーケーフーヅ」(佐藤俊雄代表取締役)で作られた食事を提供した事が原因と特定されました。近年、介護報酬の引き下げなどにより老健施設の運営は厳しくなり、食事を施設外で作られたものを提供する「院外調理」が増えつつあります。メリットは、施設の厨房が小さくすみ、働くスタッフも少ない事からローコストの運営が実現できます。しかし、過去にも同様な食中毒がありましたが、院外施設の衛生管理が不十分だと大規模食中毒になることがあります。安いコストの代わりに非常に大きなリスクもあるのが現実です。今回は、病原性大腸菌o157による食中毒でしたが、過去同様に野菜が原因で発生したものがあります。静岡県静岡市の安倍川の花火大会の露店で販売された「冷やしきゅうり」による病原性大腸菌o157による食中毒や北海道札幌市で発生した浅漬けによる食中毒などがあります。病原性大腸菌o157による食中毒は、非常に毒素も強く死亡するケースもあります。以前は、生野菜は、清潔、安全な食材と言われていましたが、近年は食中毒の原因となることがあります。大量調理施設では、次亜塩素酸ナトリウム水溶液を用いた消毒を推奨しています。

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