病原性大腸菌による食中毒

熱海ニューフジヤホテルで病原性大腸菌による集団食中毒

静岡県によりますと熱海市にある「熱海ニューフジヤホテル」に宿泊していた73人が腹痛や下痢などの症状を訴えたと発表した。静岡県の調査によるとホテルで提供された夕食と朝食のビュッフェが原因として、再発防止策が確認できるまで、食品の調理を当面禁止するよう命じた。8月21日に宿泊した2~76歳の男女で重症者はいない。一部の人の便から病原性大腸菌O159が検出された。当日は1152人が泊まっていた。ホテルは今月4日から営業を自粛している。

食中毒の概要

熱海ニューフジヤホテルに宿泊した2~76歳が病原性大腸菌O159に感染して下痢などの症状を訴えた。

発生時期

8月21日の夕食もしくは、翌日22日の朝食が原因だと思われる。

症状

73人が病原性大腸菌に感染して腹痛や下痢などの症状をあった。(以下、一般的な病原性大腸菌の症状)

病原性大腸菌に感染すると下痢や腹痛などの症状が現われます。血便を伴う下痢の症状が現われる事があり、血便がありましたらまず病原性大腸菌の感染を疑いましょう。他の食中毒菌でも下痢により肛門付近の粘膜が傷つき出血したものが血便に見えることもあります。出血が腸内から出ているか肛門付近が傷ついたものか注意深く見る様にしましょう。病原性大腸菌が産生するベロ毒素は、非常に毒性が強く腸内細胞の中に入ると細胞はタンパク質合成ができなくなり数日で死滅をします。その為、細胞が死滅し組織が崩壊することで出血の症状が現われます。さらにベロ毒素は、血管の中に入り全身にめぐることで血球や腎臓の尿細管細胞を破壊し、溶血性尿毒症症候群(急性腎不全・溶血性貧血)急性脳症なども起こることがあります。この様な症状を放置すると急性脳症などにより死因となることもあります。詳しく原因を知りたい方は、「食中毒の症状と種類」を参照してください。

治療

(以下、一般的な病原性大腸菌の症状)病原性大腸菌に感染している場合には、症状に合わせた対症療法を中心に行います。まず、下痢の症状を緩和するために整腸剤など服用し、激しい下痢の症状がある場合には、脱水症状にならないように輸液(点滴)を行います。血液を含む激しい下痢の原因である病原性大腸菌を殺す為に抗菌剤(抗生物質)を投与します。抗菌剤の投与は、医師が症状などを総合的に判断し服用する種類や量を決めます。もし、病原性大腸菌が産生するベロ毒素による急性腎不全、溶血性貧血などの症状が現われたらこれらの治療も行います。病原性大腸菌に感染しても軽度な症状の場合は、自宅で安静することで回復します。詳しくは、「食中毒を病院に行かずに治したい」で確認してください。

原因と考察

静岡県のプレスリリースを確認することができなかった。(9月6日時点)また、熱海ニューフジヤホテルを運営している伊藤園ホテルズのHPを見ても食中毒の報告はなく非常に企業としての対応を疑う。(9月6日時点)食中毒を発生させ、お客様の人体を傷つけたのは、重大な過ちでありHPで報告すべきだと個人的には思います。日頃の衛生意識の低さが全ての原因だと思われます。

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